自慢のスピードを生かしてオフェンスを組み立てた八王子学園八王子高の1年生PG#7⼭⽥琉⽣は「留学生頼りになるのではなく、自分たちで得点を奪うにいくというのが今回大会のコンセプトです。昨日の試合(●53-98 ALBA Berlin U18)で、思い切りよくできたことが今日につながったと思います」と説明した。
一方、粘りを見せたものの、最後に押し切られた北海道 U18のキャプテン、#11安藤煌太朗は「前半は留学生対策がうまくできていたのですが、後半に入って疲れも出て遂行しきれませんでした。自分たちの甘さが出た試合だと思います」と悔しさをにじませた。
八王子学園八王子高の司令塔、#7⼭⽥琉⽣
B.LEAGUE U18を代表するチームとしての矜持を見せた北海道 U18
グループBのもう1試合では、200cm超が6人と揃う上にスキルもあるALBA Berlin U18とサンロッカーズ渋谷 U18が対戦。SR渋谷 U18の選手たちは今大会、「GO BEYOND THE LIMIT(120%を出し、自分たちの今を超える)」というスローガンを掲げている。秋葉真司HCは「今大会で実力を証明し、敬意を勝ち取りたいと自分たちで考えたスローガンです。それを受けて、我々スタッフが戦略、戦術を考えてきました」と説明する。そのスローガンを体現するうえでALBA Berlin U18は、これ以上ない相手だった。
試合開始からSR渋谷 U18は、5人が連係しバックコートからボールマンにプレッシャーをかけ続ける。2m級の選手たちからミスを引き出し、得意とするアップテンポなオフェンスにつなげる。粘りを見せた立ち上がりだったが、ALBA Berlin U18はフィジカルの差を見せつける。SR渋谷 U18が懸命に伸ばした腕のはるか上からシュートを決め、第1クォーターを9点差で終えた。
第2クォーターに入っても変わらぬプレーを見せると、会場全体から「GO! SUNROCKERS!」とコールが巻き起こった。ミスを引き出してオフェンスに転じると#10棚橋康成の連続3Pシュート、#6小野正人のバスケットカウントを決め、1桁差まで戻した。呼応するかのようにALBA Berlin U18も全力プレーを見せてリードを広げにかかるが、SR渋谷が何とか粘りを見せる。結果、15点差でハーフタイムを迎えた。
試合を通して強度の高いディフェンスを見せたSR渋谷 U18
後半に入っても疲れも見せることなく、足を動かして激しいディフェンスを展開したSR渋谷 U18。そこから良いオフェンスを見せた時間帯もあったものの、ALBA Berlin U18も隙を見せることなく99-57で勝利した。大差ではあったが、試合終了と同時に両チームに送られた拍手は、両チームが見せた全力での戦いに敬意を表してのものだったと言える。