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『スタッツで見るBリーグ』シーズン序盤で判明! 上位チームが揃える「勝ちパターン」

2026.02.20

その他

【(C)B.LEAGUE】

りそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズンも約半分が終了した。各チームの順位も徐々に固まりつつあり、上位チームが明確になってきた段階だ。

「強いチームには共通点がある」

これはスポーツの世界では常に語られることだが、バスケットボールにおいてもそれは例外ではない。実際、上位に位置するチームのスタッツを分析すると、いくつかの共通した傾向が浮かび上がってくる。今回は、32試合終了時点での上位チームのスタッツを徹底分析。彼らが揃える「勝ちパターン」とは何なのか、数字から紐解いていこう。

上位チームの定義
※執筆時点(32試合終了時点)でのスタッツを使用

過去3年間のチャンピオンシップにワイルドカード出場を果たすための平均勝率は65%となっている。そのため、現時点でこの勝率を上回る以下の7チームを上位チームとして分析対象とした。

  1. 長崎ヴェルカ(28勝4敗、勝率87.5%)
  2. 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(25勝7敗、勝率78.1%)
  3. 宇都宮ブレックス(25勝7敗、勝率78.1%)
  4. 千葉ジェッツ(24勝8敗、勝率75.0%)
  5. レバンガ北海道(24勝8敗、勝率75.0%)
  6. 群馬クレインサンダーズ(21勝11敗、勝率65.6%)
  7. アルバルク東京(21勝11敗、勝率65.6%)

上位チームに共通するオフェンススタッツ

各スタッツの上位または下位8位以内に、上位7チームのうち共通して入っているスタッツを抽出した。

6チームランクイン
3FG%:3Pシュート成功率

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 長崎 39.14%
2位 A東京 36.35%
3位 群馬 36.22%
4位 宇都宮 35.20%
5位 北海道 34.83%
6位 千葉J 34.53%
7位 越谷 34.53%
8位 島根 34.40%
 

3Pシュート試投割合の全体的な増加に伴って、3Pシュート決定率の比重が大きくなっている

AST/TOV:ターンオーバーあたりのアシスト数

リーグ順位 項目 スタッツ
1位 A東京 2.15
2位 群馬 2.12
3位 三河 2.12
4位 宇都宮 2.11
5位 佐賀 2.08
6位 長崎 2.07
7位 千葉J 2.04
8位 北海道 1.96

TOVの少なさはもちろん、アシストの比重も高くなっている

5チームランクイン
HOME3FG%:ホームゲームにおける3Pシュート成功率

リーグ順位 項目 スタッツ
1位 A千葉 39.7%
2位 長崎 39.6%
3位 群馬 39.5%
4位 北海道 37.7%
5位 宇都宮 37.1%
6位 島根 36.7%
7位 三遠 35.8%
8位 A東京 35.5%
 

eFG%:3Pシュートに比重(1.5倍)をかけて補正したフィールドゴール成功率

リーグ順位 項目 スタッツ
1位 長崎 57.6%
2位 宇都宮 55.9%
3位 群馬 55.7%
4位 三河 55.0%
5位 北海道 54.3%
6位 島根 53.6%
7位 広島 53.3%
8位 A東京 53.1%
 

eFG%:3Pシュートに比重(1.5倍)をかけて補正したフィールドゴール成功率

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 長崎 57.6%
2位 宇都宮 55.9%
3位 群馬 55.7%
4位 三河 55.0%
5位 北海道 54.3%
6位 島根 53.6%
7位 広島 53.3%
8位 A東京 53.1%
 

TS%:シュート効率

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 長崎 60.6%
2位 群馬 59.3%
3位 三河 58.4%
4位 宇都宮 57.9%
5位 北海道 57.7%
6位 島根 56.9%
7位 千葉J 56.5%
8位 広島 56.3%
 

HOMETS%:HOMEゲームにおけるシュート効率

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 群馬 63%
2位 北海道 62%
3位 長崎 61%
4位 宇都宮 59%
5位 三河 59%
6位 島根 57%
7位 千葉J 57%
8位 広島 56%
 

TOV%:攻撃回数に対するターンオーバーの割合(下位の方がポジティブ)

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 群馬 16.2%
20位 佐賀 16.0%
21位 琉球 16.0%
22位 宇都宮 15.9%
23位 千葉J 15.9%
24位 北海道 15.8%
25位 A東京 15.7%
26位 三河 15.1%
 

ASTRtg:100回攻撃した場合、発生するアシスト数

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 群馬 32.07
2位 宇都宮 30.94
3位 佐賀 30.57
4位 長崎 30.49
5位 A東京 30.18
6位 島根 29.91
7位 三河 29.61
8位 千葉J 29.46
9位 A千葉 29.40
 

OFFRtg:100ポゼッションでの平均得点

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 群馬 121.3
2位 長崎 121.1
3位 北海道 119.1
4位 宇都宮 119.0
5位 三河 118.4
6位 広島 115.9
7位 琉球 115.7
8位 千葉J 115.4
 

4チームランクイン
2FG%:2Pシュート成功率

リーグ順位 項目 スタッツ
1位 宇都宮 59.3%
2位 三河 58.9%
3位 群馬 56.3%
4位 長崎 56.3%
5位 広島 55.2%
6位 北海道 55.1%
7位 佐賀 54.9%
8位 島根 54.8%
 

3pt割合:総得点のうち、3Pシュートが占める割合

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 長崎 43.6%
2位 宇都宮 43.3%
3位 越谷 40.7%
4位 群馬 39.7%
5位 A東京 39.5%
6位 京都 38.3%
7位 三河 37.5%
8位 広島 37.3%
 

SCPRtg:セカンドチャンス1回に対する得点

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 北海道 1.22
2位 群馬 1.17
3位 島根 1.15
4位 琉球 1.12
5位 FE名古屋 1.11
6位 千葉J 1.10
7位 佐賀 1.08
8位 名古屋D 1.08
 

ORB%:味方のFT失敗も含めた全ORシチュエーションに対するオフェンスリバウンド獲得率

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 琉球 38.5%
2位 名古屋D 36.5%
3位 A千葉 35.4%
4位 北海道 35.3%
5位 宇都宮 33.9%
6位 富山 33.8%
7位 大阪 33.6%
8位 群馬 33.6%
 

攻撃成功回数:フリースロー獲得を含む、シュートで終わった回数

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 名古屋D 79.53
2位 長崎 77.83
3位 富山 77.70
4位 北海道 76.66
5位 琉球 76.14
6位 広島 75.61
7位 FE名古屋 74.38
8位 宇都宮 74.29
 

0~1チームランクイン
2ptA%:フリースローになった試投を含めた全試投数に対する2pt試投の割合

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 北海道 59.8%
2位 A千葉 58.0%
3位 富山 57.5%
4位 茨城 55.2%
5位 秋田 55.1%
6位 渋谷 54.5%
7位 FE名古屋 54.4%
8位 横浜BC 54.1%
 

2pt割合:総得点のうち、2Pシュートが占める割合

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 北海道 57.5%
2位 茨城 55.9%
3位 A千葉 55.7%
4位 富山 55.1%
5位 横浜BC 52.8%
6位 秋田 51.9%
7位 島根 51.8%
8位 FE名古屋 51.5%
 

FTD%:総攻撃成功回数に対する、フリースローとなったポゼッションの割合

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 三遠 12.7%
2位 富山 12.6%
3位 広島 11.6%
4位 滋賀 11.2%
5位 茨城 11.1%
6位 北海道 11.1%
7位 大阪 10.8%
8位 琉球 10.7%
 
【(C)B.LEAGUE】
 

上位チームに共通する「オフェンスパターン」の分析

 

1. 圧倒的な3Pシュート精度

最も顕著な共通点は3FG%の高さだ。上位7チームのうち6チームがリーグ上位8位以内にランクイン。特に長崎ヴェルカは39.14%と群を抜いた数値を記録している。さらに注目すべきは、HOME3FG%でも5チームが上位8位に入っており、ホームゲームでは特に高い精度を維持している点だ。

また、3pt割合(総得点のうち3Pシュートが占める割合)でも4チームがランクインしており、上位チームは得点の多くを3Pシュートから生み出している。対照的に、2ptA%(2Pシュート試投の割合)や2pt割合では上位チームがほとんどランクインしていない。これは上位チームが意図的に3Pシュートの比重を高め、効率的な得点を追求している戦略を示している。
(因みに、3ptA%は3チームが上位にランクインしている)

3Pシュート重視による副次的効果注目すべきは、FTD%(フリースローとなったポゼッションの割合)では上位チームがほとんどランクインしていないことだ。これは上位チームの戦略的な特徴を示している。3Pシュートは接触プレイが少なく、フリースローを得られる機会も限られる。つまり、FTD%の低さは決して弱点ではなく、3Pシュート重視の攻撃スタイルの結果として自然に表れた数値なのである。
 

2. ボールを大切にする「スマートなオフェンス」

AST/TOVとTOV%の両方で多くのチームが上位に位置していることから、上位チームは「ボールをロストしない」ことを徹底している。AST/TOVでは6チーム、TOV%では5チームがランクイン。単にターンオーバーが少ないだけでなく、アシストの比重も高い、つまりチームバスケを実践しながらもミスを最小限に抑えている。

さらにASTRtg(100回攻撃した場合のアシスト数)でも5チームが上位8位にランクインしており、アシストの発生率が高いことが明らかだ。これは上位チームがプルアップ3に頼らず、キックアウト3を志向している結果であろう
 

3. ホームコートアドバンテージの最大化

興味深いのは、HOME3FG%、HOMEeFG%、HOMETS%といったホームゲーム関連のスタッツで多くのチームが上位に入っている点だ。上位チームはホームでより効率的な攻撃を展開できており、これが高い勝率につながっていると考えられる。
 

上位チームに共通するディフェンススタッツ

※Opp = 対戦相手(Opponent)

6チームランクイン
DEFRtg:100ポゼッションでの平均失点

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 越谷 109.34
20位 宇都宮 108.79
21位 群馬 108.29
22位 A東京 108.29
23位 琉球 107.20
24位 千葉J 104.74
25位 長崎 99.93
26位 名古屋D 95.32
 

5チームランクイン
Opp2FG%:対戦相手の2pt決定率(数値が低いほど高評価)

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 三河 52.7%
20位 群馬 52.4%
21位 A千葉 52.0%
22位 琉球 51.1%
23位 A東京 50.4%
24位 名古屋D 48.0%
25位 長崎 48.0%
26位 千葉J 45.3%
 

OppPfT%:総失点に対する自チームターンオーバーからの失点割合

リーグ順位 チーム スタッツ
1位 A千葉 22.47%
2位 京都 21.62%
3位 滋賀 20.75%
4位 川崎 20.74%
5位 大阪 20.48%
6位 茨城 20.46%
7位 越谷 19.40%
8位 FE名古屋 19.01%
 

OppeFG%:対戦相手のeFG%(下位の方がポジティブ)

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 A千葉 51.0%
20位 島根 50.8%
21位 宇都宮 50.6%
22位 琉球 50.1%
23位 A東京 49.8%
24位 長崎 49.6%
25位 千葉J 46.3%
26位 名古屋D 45.7%
 

OppTS%:対戦相手のTS%(下位の方がポジティブ)

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 島根 54.4%
20位 仙台 54.2%
21位 長崎 53.7%
22位 琉球 53.6%
23位 宇都宮 53.5%
24位 A東京 53.1%
25位 千葉J 49.1%
26位 名古屋D 48.9%
 

AOppeFG%:アウェイゲームにおける対戦相手のeFG%

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 千葉J 49.9%
20位 北海道 49.9%
21位 A千葉 49.5%
22位 群馬 49.4%
23位 大阪 49.4%
24位 宇都宮 49.1%
25位 琉球 47.1%
26位 名古屋D 46.3%
 

ADFFRtg:アウェイゲームにおけるディフェンシブレーティング

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 広島 109.80
20位 大阪 109.17
21位 千葉J 108.91
22位 群馬 108.50
23位 宇都宮 105.39
24位 琉球 103.27
25位 長崎 99.81
26位 名古屋D 97.13
 

4チームランクイン
OppPftRtg:自チーム1ターンオーバーからの平均失点

リーグ順位 項目 スタッツ
19位 宇都宮 1.16
20位 富山 1.16
21位 千葉J 1.16
22位 越谷 1.15
23位 仙台 1.13
24位 琉球 1.10
25位 長崎 1.01
26位 名古屋D 0.95
 

Opp3ptA%:対戦相手の3pt試投割合

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 京都 37.1%
20位 宇都宮 36.6%
21位 大阪 36.6%
22位 渋谷 36.3%
23位 名古屋D 35.8%
24位 越谷 35.4%
25位 長崎 35.2%
26位 A東京 33.5%
 

HOppeFG%:ホームゲームにおける対戦相手のeFG%

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 京都 51.4%
20位 島根 50.1%
21位 滋賀 49.6%
22位 長崎 48.6%
23位 仙台 48.5%
24位 A東京 48.0%
25位 名古屋D 45.1%
26位 千葉J 43.0%
 

HOppTS%:ホームゲームにおける対戦相手のTS%

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 茨城 54.7%
20位 島根 54.3%
21位 長崎 52.9%
22位 滋賀 52.8%
23位 仙台 52.0%
24位 A東京 51.2%
25位 名古屋D 48.0%
26位 千葉J 45.8%
 

AOppTS%:アウェイゲームにおける対戦相手のTS%

リーグ順位 項目 スタッツ
19位 FE名古屋 53.5%
20位 A千葉 53.3%
21位 群馬 53.3%
22位 大阪 53.0%
23位 千葉J 52.8%
24位 宇都宮 51.9%
25位 琉球 50.8%
26位 名古屋D 49.9%
 

HDFFRtg:ホームゲームにおけるディフェンシブレーティング

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 越谷 107.93
20位 滋賀 107.65
21位 島根 107.63
22位 仙台 106.54
23位 A東京 105.00
24位 千葉J 101.06
25位 長崎 100.04
26位 名古屋D 93.51
 

OppASTRtg:対戦相手のASTRtg(数値が低いほど高評価)

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 FE名古屋 27.43
20位 琉球 27.31
21位 A千葉 27.07
22位 大阪 27.04
23位 千葉J 25.85
24位 長崎 24.66
25位 A東京 24.62
26位 名古屋D 24.27
 

0~1チームランクイン
Opp2ptA%:対戦相手の2pt試投の割合

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 琉球 49.1%
20位 A千葉 49.1%
21位 川崎 49.0%
22位 横浜BC 48.9%
23位 茨城 48.6%
24位 三河 48.5%
25位 仙台 48.3%
26位 富山 46.7%
 

OppPitP%:対戦相手の総得点に対するPitP割合

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 川崎 42.7%
20位 仙台 42.7%
21位 千葉J 42.5%
22位 茨城 41.8%
23位 三河 41.7%
24位 A千葉 41.3%
25位 富山 40.7%
26位 琉球 40.0%
 

OppSCP%:対戦相手の総得点に対するSCP割合(数値が低いほど高評価)

リーグ順位 チーム スタッツ
19位 A千葉 14.3%
20位 佐賀 14.0%
21位 横浜BC 13.8%
22位 渋谷 13.5%
23位 長崎 13.5%
24位 川崎 13.4%
25位 琉球 13.1%
 

上位チームに共通するディフェンスの特徴

 
【(C)B.LEAGUE】

オフェンスだけでなく、ディフェンス面でも上位7チームには明確な共通パターンが見られた。

1. 圧倒的なディフェンス効率
DFFRtg(100ポゼッションあたりの失点)では上位7チームのうち6チームがリーグ下位8位(失点が少ない方)にランクイン。特に名古屋ダイヤモンドドルフィンズは95.32と圧倒的な数値を記録し、長崎ヴェルカも99.93とリーグトップクラスの守備効率を誇る。過去のBリーグでは歴代優勝チームすべてがディフェンスレーティング5位以内に入っているという事実からも、この守備効率の高さは優勝争いに直結する要素と言える。

2. 相手のパスワークを断ち切る
OppASTRtg(対戦相手のアシストレーティング)で4チームが下位8位にランクイン。これは上位チームが相手のアシストを制限し、組織的な攻撃を崩せていることを意味する。相手にフリーでのシュートを打たせず、個人技での得点を強いていることがわかるだろう。

3. 守備戦略の違いが見えるスタッツ
興味深いのは、Opp3ptA%(相手の3ポイント試投割合)とOpp3pt割合で4チームが下位にランクインしている点だ。これは上位チームが意図的に3Pシュートを打たせない戦略を取っていることを示唆している。対照的に、Opp2ptA%(相手の3ポイント試投割合)下位に全くランクインしていないことから、相手に2Pシュートを強いるDFを行っていることは共通している。
さらにOpp2FG%下位に5チームがランクインしていることから、3Pシュートを封じ、個人技でのタフな2ポイントを打たせ、外させていることが読み取れる。

【(C)B.LEAGUE】

「勝ちパターン」の先にあるもの

ここまで見てきたデータから、現代Bリーグの「勝ちパターン」が浮かび上がってきた。

オフェンスでは「高精度3Pシュート × パスワーク × シュート効率 × ホーム力」、ディフェンスでは「守備効率の追求 × 3Pシュート制限 × ホーム・アウェイ安定性 × パスワーク妨害」という攻守表裏一体の戦略である。しかし、これが唯一の正解というわけではもちろんない。

それはレバンガ北海道というチームの存在が示している。北海道は2ptA%1位、FTD%リーグ6位を記録し、ASTRtgは16位。ディフェンスではOpp2ptA%リーグ12位と中位、DFFRtgはリーグワースト10位という数値ながら、勝率75%という好成績。つまり、ここで示した「勝ちパターン」とは真逆の方向性で進化を遂げている。

10年以上前のNBAでは「3Pシュート中心のチームは優勝できない」と本気で言われていた時代があった。しかし、ゴールデンステート・ウォリアーズというチームがその常識を打ち破った。

流行に乗る・乗らないが重要なのではない。チームの志向や選手たちの特性を最適化することこそが、勝利への最短距離なのである。今回示した「勝ちパターン」は、あくまで現時点での上位チームの共通点に過ぎない。バスケットボールの進化は続いており、新たな「勝ちパターン」は常に生まれ続けているのだ。

文=しんたろう

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