キッズチェアを使って親子で安心してバスケットボール観戦!B.LEAGUEの『インクルーシブなスポーツ観戦』を紹介

小さいお子さま連れのスポーツ観戦にお悩みはありませんか??
B.LEAGUEはB.LEAGUE SPORTSPROMOTION&REFEREE SUPPORTING PARTNERの独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)との『インクルーシブなスポーツ観戦の推進に関するプロジェクト』を開始しました。
子どもと一緒にスポーツ施設で試合を観戦することに対し、乳幼児期の発達段階や個々の特性の違いなどで不安やためらいを感じる家庭は少なくありません。また、クラブもお子さま連れ来場者への観戦環境やホスピタリティを課題として抱えていました。そういった現状を踏まえ、JSCが運営・販売するスポーツくじの支援により、キッズチェア の貸し出しを仙台89ERS、山形ワイヴァンズ、横浜ビー・コルセアーズ、島根スサノオマジック、琉球ゴールデンキングスの5クラブ限定で試験的に実施。誰もが安心してスポーツ観戦を楽しめる環境づくりを目指すとともに、その有効性や課題についてJSCと共同で調査・検証を行っています。
| No | クラブ名 | 開始日 | アリーナ |
|---|---|---|---|
| 1 | 山形ワイヴァンズ | 2026年2月7日(土) | 山形県総合運動公園 |
| 2 | 仙台89ERS | 2026年2月14日(土) | ゼビオアリーナ仙台 |
| 3 | 島根スサノオマジック | 2026年2月14日(土) | カミアリーナ |
| 4 | 琉球ゴールデンキングス | 2026年3月7日(土) | 沖縄サントリーアリーナ |
| 5 | 横浜ビー・コルセアーズ | 2026年3月14日(土) | 横浜国際プール |
※貸し出し方法・対象試合などは、各クラブからのお知らせをご確認ください
2月14日、ゼビオアリーナ仙台にて開催された試合でキッズチェアを初めて使用した親子に密着。貸し出しから観戦までの流れ、キッズチェアの使用方法などを紹介します。
キッズチェアで安心! 親子で快適にスポーツ観戦!
仙台の場合、未就学児の子どもがいる家庭を対象に、キッズチェア(※レンタル)付きペアチケットのプレゼント企画を事前に実施。抽選で20組40名にチケットが当たりました。
試合当日は場外のチケットブースでキッズチェアを受け取って自身の座席へ。 背もたれ用と座面用のベルトを大人用いすに固定するだけで設置できます。子どもの大きさによって角度、背もたれ、ヘッドレストを調整でき、オプションとして座面延長パーツ、テーブルも取り付け可能です。

親子でのスポーツ観戦は初めてだったようで、キッズチェアについて「思っていた以上に組み立てるのが簡単で、とても使いやすかったです。座っている時にバタバタと動くことがなく、おとなしくしてくれたので良かったです」とコメント。まだ1歳9カ月 ということで、試合中に飽きてしまう場面もあったといいます。それでも、「途中でぐずってしまった時はすぐ外して、抱っこに切り替えることができました」と明かしたように、付け外しが簡単なことも特徴の一つです。試合中にお菓子を食べたり、ジュースを飲んだりするのも子どものスポーツ観戦には欠かせないポイント。「飲食店によくあるキッズチェアと異なり、テーブルをすぐ付け外しできるのはとても便利でした。付けている時は飲み物を置いておきました」と話し、カバンから随時出し入れする必要がない点にも満足したようです。また、負担が軽減した母親自身は、安心して観戦を楽しむことができました。

JSC担当者が企画の経緯、導入の理由を語る

JSCがミッションとして掲げる「スポーツ振興」、「誰もが健康で豊かな生活を送れる社会の実現」と、B.LEAGUEが目指す「障がいの有無に関わらずみんなが輝き、誰ひとり取り残されない社会」という想いが合致。JSC担当者の倉田クランさんは「協働 で観戦環境を作っていきたいという思いから始めました」と経緯を語り、子連れのスポーツ観戦の現状にも言及しました。
「子連れの外出だけで言えば、エレベーターや多目的トイレの設置、段差の解消等の社会的な環境は以前よりも整ってきていると感じますが、 スポーツ観戦という面においてはまだまだ改善の余地があると思っています。その背景は周囲への配慮、子どもへの気配りといったソフト面、アクセス、座席、設備といったハード面の2つです。JSCとしてはこれら課題を丁寧に把握して、解決する後押しをしていきたいです」
キッズチェアを設置することで「親子が同じ目線で楽しめて、お互いの顔を見られる」、「子どもが落ち着いて座っていられることで集中して観戦できる」のがメリット。倉田さんは自身の経験も踏まえ、「子どもと一緒にスポーツ観戦することは、楽しさや悔しさなど、日常ではあまり味わえない様々な感情を共有することもできます」と続けました。
出産や子育てを理由に、スポーツ観戦から遠のく方もいるかもしれません。倉田さんは「どんなライフステージになっても自然と足を運べて、楽しめる環境作りが大事」と強調し、今後の展望を口にしました。
「今回の調査結果を可視化し、エビデンスとして示していくことで、私たち(B.LEAGUEとJSC)の取り組みの価値や可能性を多くの方に共有していきたいと考えています。エビデンスがあることで、同様の取組が広がり、次のアクションにつながる後押しにもなるはずです。また、このプロジェクトを通じて、これまでスポーツを見たことがない方にも、スポーツ観戦してみようとか、行ってみようと思えるきっかけ作りができればいいと思っています」
クラブはキッズチェアの導入によって、子連れ親子の来場者増加やホームゲーム会場の付加価値向上を期待。また、「キッズチェアに限らず、子連れだからとか車イスだからと言った理由で観戦を控えるような自体をなるべくなくしたい」、「高齢者・子ども・体力に不安のある方が安心して来場できるような環境作り。スポンサー、自治体へのユニバーサル対応への評価向上を期待している」、「今後は継続的な情報発信と運用改善を通じて利用促進を図り、観戦環境における満足度向上と、より多くのご家族に選ばれるアリーナづくりにつなげてまいります」といった声も上がりました。
今後B.LEAGUEとJSC/スポーツくじは子育て世代のファンや家族での観戦に加え、年齢、発達段階、身体特性の違いに関わらず、誰もが安心してバスケットボールを楽しむことができる環境推進に努めていきます。

独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)とのインクルーシブなスポーツ観戦の推進に関するプロジェクトについてはこちら
