【夏休み特別企画】読書感想文にもおすすめ!B.LEAGUE選手たちの推薦図書をご紹介《前編》
8月も、残りわずかとなってきました。学生の皆さんは、夏休みの宿題は順調ですか?
夏休みの定番といえば、「読書感想文」。
「あとで書こう」と、ギリギリまで残しておくと、思っていた以上に手ごわくて焦る…なんていう経験に覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
B.LEAGUEには、読書を愛する本好きな選手たちがたくさんいます。今回は、そんな選手たちに、「今おすすめしたい一冊」を教えてもらいました。
読書感想文の本選びや、来たる「読書の秋」に向けた「お気に入りの本探し」の、参考にしてみてください!
ラインナップ
【1】アスリートが薦めるスポーツ関連の本
【2】心や体を整えるメンテナンスにおすすめの一冊
【3】想像力が豊かになる小説・文学作品(後編)
【4】バスケ選手が手がけるやさしい絵本たち(後編)
【5】親子で読みたい楽しい絵本(後編)
後編はこちら
アスリートが薦めるスポーツ関連の本
石井講祐選手(三河)
日常的に書店へと足を運び、様々なジャンルの本を嗜んでいるというシーホース三河の石井講祐選手。元サッカー日本代表である2人がそれぞれ執筆した本を、推薦いただきました。
一つは、長谷部誠さん著の『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』、もう一つは、内田篤人さん著の『ウチダメンタル心の幹を太くする術』だそうです。
「2冊とも、そもそもの習慣や思考の癖を夏休みの間にしっかりと整えるヒントになると思うので推薦しました。」とのこと。長期休暇は、自分の習慣を見直すことのできる良いチャンスですよね!
木村圭吾選手(神戸)
長谷部誠さんの本は、神戸ストークスの木村圭吾選手からも推薦がありました!
《木村選手推薦コメント》
中学生の時顧問に貰った思い出の本です。試合で結果を出すために、技術だけじゃなくメンタルも大切だと感じている人におすすめの一冊です。長谷部誠さんの『心を整える』は、プレッシャーのかかる場面でも自分を見失わず、最高のパフォーマンスを発揮するための考え方が詰まっています。バスケットボール選手にも通じる部分が多く、試合前のルーティンや日々の過ごし方を見直すきっかけになる本です。
西村優真選手(北海道)
2007年生まれの19歳!レバンガ北海道の最年少・西村優真選手がおすすめに挙げてくれたのは、バスケ界のレジェンド・レバンガ北海道社長の折茂武彦さんの著書『99%が後悔でも。』です。ご自身の素敵な思い出とともに、推薦理由を教えてくれました。
《西村選手推薦コメント》
この本が出版された時はまだ中学生で、レバンガ北海道U15でプレーしていたのですが、折茂さんの本だ!と思って自分で買ったのを覚えています。 初めて日本一を掴んだ日大4年次のインカレの話など、印象に残っているエピソードはいくつかあるのですが、1番胸を打たれたのはレバンガ北海道を立ち上げた頃の話です。 いま自分がプロ選手として日々練習できることも当たり前じゃないと感じますし、地元にこうしてチームがあることも、折茂さんはじめ多くの人が「レバンガ北海道」に想いを持って力を尽くしてきたからだと感じました。 読んだ人が「情熱」と「覚悟」を持って何かに取り組みたくなるきっかけになるんじゃないかなと思います。
大﨑翔太選手(立川)
立川ダイスの大﨑翔太選手が推薦してくれたのは、今年からご自身の所属クラブのHCに就任された陸川章HCの著書『負けるが勝ちだわや』です。陸川HCは、元バスケットボール選手であり、指導者として、20年以上東海大学のHCを務め、多くの選手・チームを育てあげてきた名将。
《大﨑選手推薦コメント》
勝つための技術だけではなく、人としてどう成長するかを大切にされていることが強く伝わってくる一冊です。特に「チームは家族である」という考え方や、選手一人ひとりを信じて育てる姿勢がとても印象に残りました。今年からチームのヘッドコーチとして来られた陸川HCの本であり、作中には新加入した小玉大智選手や元チームメイトの名前も登場していて、とても読み応えがあります。私自身、陸川さんがHCに就任された今のタイミングでこの本を読むことができたのはとても良い機会でしたし、現役生活中にこの本と出会えて本当に良かったです。これから陸川HCの考えやバスケットに対する姿勢を少しでも吸収して、自分自身も選手としてだけでなく、人としても成長できるよう取り組んでいきたいと強く思わせてくれる本なので、皆さまにもぜひおすすめしたいです。
心や体を整えるメンテナンスにおすすめの一冊
村上駿斗選手(金沢)
金沢サムライズの村上駿斗選手からの推薦図書は、疲労回復や休養についての研究で知られる片野秀樹さんによる著書『あなたを疲れから救う 休養学』。忙しく生きる現代人にとっては、切っても切れないテーマですね。
《村上選手推薦コメント》
様々な疲労回復の方法が載っている本です。『休息を取る』というと、『睡眠』が真っ先に思い浮かぶかもしれません。この本は睡眠のみならず、運動をすることでの休息、栄養を摂ることでの休息など、色んな角度から休息の取り方について書かれています。社会人の方はもちろん、日々ハードな学校生活を送っている子どもたちにもぜひ読んでもらいたい一冊です。
中野広大選手(湘南)
ウォルガ湘南の中野広大選手が推薦してくれたのは、僧侶でありながら庭園デザイナーとしても世界的に活躍する枡野俊明さんの著書『凛と生きるための禅メンタル』
《中野選手推薦コメント》
バスケットボールをしているときはもちろん、私生活でもさまざまな状況で気持ちの浮き沈みや持ち方の難しさがある中で、『自分はどのように考えていけばいいのか』などが、普段あまり関わることのない視点から考えることができたので、推薦します!
坂口竜也選手(奈良)
バンビシャス奈良の坂口竜也選手の推薦図書は、『知らない間に嫌われる言葉、話すたびに好かれる言葉』。著者は「言いかえ講師」として、ご活動されているつみきちさんです。本書では、少しの表現の違いで、受け取られ方がまるで違ってくる、そんな奥行きの深い「言葉」の世界を教えてくれながら、より相手へ優しく伝わる「言い換え」の具体例を紹介してくれています。
《坂口選手推薦コメント》
日本語の勉強です。よくある誤解を招くようなことの言い換えであったり、社会に出た時に大切な言葉の使い方を、わかりやすく、かつ、読みやすく書いてある本です。
山本楓己選手(八王子)
生まれつき重度のアレルギーを抱えながらも、「ハンディキャップも自分だけの個性」と捉え、前向きにコートへ立ち続ける八王子ビートレインズの山本楓己選手。逆境を力に変えて挑戦を続ける彼が、おすすめする一冊は、ビル・パーキンス著『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』
《山本選手推薦コメント》
「長生きすること」ではなく「命を使い切ること」が大切だと感じさせられた本。限られた時間だからこそ、挑戦し、人と出会い経験に全力を注ぎたい。後悔のない人生を生きたい方にオススメです。
関野日久選手(品川)
中学・高校の国語の教員免許を持っているという、しながわシティバスケットボールクラブ所属の関野日久選手。大学時代には、母校で行った教育実習では、当時高校生だった金近廉選手(現・千葉ジェッツ)に授業で古典を教えていたこともあるのだとか!
そんな関野選手おすすめの一冊はこちら。谷川俊太郎さんの『幸せについて』
《関野選手推薦コメント》
20年間歩いてきたバスケットの道の周りには多くの「大きな幸せ」があった。 「プロを目指す」と言った時に背中を押してくれた人たち、大阪から僕を送り出してくれた人たち、いつも応援してくれる人たち、その人たちと過ごす時間。バスケを通して本当に多くの「幸せ」と出会えた。そんなバスケバスケの人生ではあるけれど、大きな怪我をして「もうプロは無理かもしれない」という状況になって、日々の「小さな幸せ」を大切にするようになった。例えば、“雲の形がおもしろい”“たまたま通った道の花壇が綺麗だった”“今日は美味しく煮物が作れた”きっとそれ以外にも自分が見落としているだけで僕たちの日々には「幸せ」が山ほど転がっている。それに気づくかどうかは自分次第で、「自分」「人」を幸せにできるかはその力があるかないか…なんて風に僕は考えています。
『幸せについて』は正に谷川俊太郎さんにとっての「幸せ」がたくさん書かれていて、僕たちに「幸せとは何か」を考えるきっかけをくれます。谷川俊太郎さんは『PEANUTS』の日本語訳をたくさんしていて、その言葉遣いの巧みさやおもしろさ、そしてSNOOPYが大好きな僕をとても惹きつけました。
「幸せ」が何かわからないと、どんな素晴らしい出来事もきっと「幸せ」と感じられない。「幸せ」を見つける一歩目を手伝ってくれます。中には「わかるわかる!」ってなるようなものや「それも確かに幸せか…」と唸らされるようなものがあります。僕が特にお気に入りなのは「自分だけが知っていると思っていたマイナー映画を誰かが知っていたとき(ニュアンス)」です。人の数だけ「幸せ」がある。色も形も大きさも全部違う。自分のそれも人のそれも大切で尊重したい。それを知ることで自分も人も「幸せ」にできる。そんなことを教えてくれる一冊です。
いかがでしたでしょうか。
気になる本がありましたら、ぜひ手に取ってみてくださいね!

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